ミシュランにも掲載されたことがある鶏炎
何回もおじゃましている鶏炎さんです。
横浜のJR関内駅から歩いて5分ほど、馬車道の少し裏手で勝烈庵の近くです。
ミシュランガイドや日経プラスワンに紹介されたこともあって、常に賑わっています。
外観の佇まいもとても風流でいい雰囲気になっています。
予約は必須です!
これまで、直接店に出向いて入れたという経験はほとんどありません。行かれる人は予約をした方がいいです。経験上、2〜3日前くらいでも予約できます。
お客さんの品がいい
ちょっと語弊があるかもしれませんが、お客さんの品がいいのです。
学生さんはいませんし、サラリーマンの方もちょっと上の人が多い気がします。
そして、女性は上品な人が多い。
もちろん、飲み屋さんですから静かではありませんが、大人の範囲内です。
そんな店内ですから、自分がうまく馴染めているか・・ちょっと心配になってりもしますが。
丁寧な接客
店内はカウンター席が基本で、4人席のテーブルもいくつかあります。
半個室もありますので、少し大勢でも入れます。
気品があるお店のように記述しましたが、店員さんはとても優しく丁寧に接してくれます。
お客さんと距離感を保ってくれて、一見さんでも分け隔てなく接客してくれます。
店員さんはカウンターの中には男性が2人、女性のスタッフが数名という感じです
女性スタッフは学生のバイトさんに見えるのですが、とてもよく教育されていて、うまく接客してくれます。接客がうまいからか、みんな美人に見えてしまいますね。
値段はかなりリーズナブル
こんなにしっかりとしたお店なのに、なぜかリーズナブルなお値段です。こちらが、焼き鳥のメニュー表です。
メニューの基本となるのが、10本のコース(2,850円)です。正直、10本を一人で食べるとかなりお腹いっぱいになります。
私はいつも2人で行くので、コースを頼む時は1人分だけ頼みます。そうじゃないと締めまで頼めないので・・・
そのほかの焼き鳥も1本200円から350円程度ですので、こんなにおいしいのに安すぎない?と思ってしまうお値段です。
焼き鳥以外のメニューもおいしくて安い!
焼き鳥以外の食べ物のメニューはこちらです。
おいしそうなメニューが並んでいます。私の考える定番メニューは刺身盛り合わせ(1,200円)です。 刺身といってももちろん鶏の刺身です。
飲み物も各種揃っています
飲み物のメニューはこちらです。
メニュー表以外の飲み物も出しているときがありますし、ワインについてはワインリストがあります。
私もワインが好きなのですが、ここではいつも違うお酒を飲んでいます。
メニューはどれもおいしい
これまで食べたものを少しご紹介したいと思います。(食べた時期がずれていたりしますので、現在のメニューとは若干違っているものがあるかもしれませんが、ご容赦ください。)
まずは、10本コースです。
ささみ。レアーな状態でわさびを乗せて出てきます。
すっきりとした味わいで、塩加減もよく、わさびもちょうどよく効いています。 あっさりとしながらもボリュームがあって、はじめに食べるのにうってつけです。
レバー。塩のレバーで、しっかりと食感を楽しめます。塩味がレバーの濃厚な旨味を引き立てます。
砂肝。コリッとした食感が絶妙です。
私はもともと砂肝はそれほど好きではなかったのですが、ここで食べてから好きになりました。
こちらの焼き鳥がおいしいのは、鶏の質もさることながら、焼き方がとてもいいのだと思います。
うずらの玉子。玉子のまわりの香ばしさと中身の半熟の黄身がうまく調和します。
ねぎ巻き。ねぎをお肉が巻いています。ネギの風味とタレの具合もちょうどいいです。
だんご。軟骨などいろいろと混ざっていて、食感がおもしろいです。かなり時間をかけて焼いている感じでした。
野菜焼き。これはその時によって異なるみたいで、ナスやシシトウなどがあります。
私はナスがすごく好きで、これがとんでもなくおいしいんです。
もも肉。心地よい弾力があって、脂ののりもよく、炭火焼のよさが出ていると思いました。
ぼんちり。私はぼんちりが大好きなのです。脂だけでなく鶏をしっかりと楽しめます。
手羽先。こちらも定番ですね。ジューシーで骨までしゃぶりたくなりますね!
コース外の焼き鳥、野菜
こちらは皮です。皮なのですが肉の部分もあり、しっかりとした味で、食べ応えがあっておいしいです。
しいたけ。おお振りのしいたけで、食感もしっかりとあります。
岩手鴨。鴨の脂がいい味をしています。お肉の食感もいいですね。
せせり。 はつ。柔らかくて、いい味です。
つなぎ。つなぎは、心臓と肝臓をつなぐ部分のようです。味もしっかりとしておいしかったです。
ひざなんこつ。こりこりとした歯ごたえが最高です。
ぎんなん。
プチトマト。
ししとう。
やまいも。
アスパラ巻き。
にんにく。
万願寺唐辛子。
飲み物は生グレがおいしい!
鶏炎ではいつも生グレープフルーツサワーばかり頼んでいます。
カウンターの脇にグレープフルーツが積んであって、これを絞ってくれるのですが、たっぷりと絞ってくれます!
こんなにたっぷりと生のグレープフルーツを入れてくれるお店は、今はあまりないと思います。
焼き鳥もいいのですが、これを飲みたくなると鶏炎に行ってしまいますね。
焼き鳥以外のメニュー
焼き鳥以外のメニューもすごく充実しています。
まずは、刺身盛り合わせです。
左側から、ささみ、胸肉、ハツ、レバーだと思います。




玉子のタレがついてきますので、これにつけて食べます。
皮とエシャレットのポン酢和え。何となくいつもオーダーしてしまいます。いつもおいしい。混ぜて食べます。


ピリ辛地鶏のハラミ炒め。
もつ煮込み。出汁がちゃんと出ています。野菜に味がしみていておいしです。
あい鴨のたたき。噛むほどに鴨の脂が滲み出てきて、すごくおいしいです。
締めのメニューはこちら!
最後は締めのメニューです。必ず何かを食べて締めたいですね。
親子丼。
さすがの美味しさです。焼き鳥やさんのですから、おいしいに決まっているのですが、本当においしかったですね。
親子丼についている鶏のスープも絶品です。こういうのが一番うれしかったりしますね。
こちらはとり雑炊です。
だんご茶漬け。
そぼろ丼の小。
ゴロゴロとした食感がすごく好きです。味もご飯とよく合うような味付けで、いくらでも食べたくなっちゃいます。これが日経プラスワンに紹介されていたと思います。
最後はとりそばです。
頼めば1人前を二つの丼に分けて提供してくれます。鶏のダシがかなり濃厚に出ています。
このスープは最後まで飲みたくなりますよ。麺も細麺ながら、しっかりとした食感と味を楽しめますので、この辺にもこだわりがあるのだと思います。
まとめ
好きで何回も行きましたので、たくさん食べているのが良くわかります。
だいたいいつも、お腹いっぱい飲み食いしても2人で1万円程度です。
1人5千円ほどで、こんなにおいしい焼き鳥が食べられるなんて、とても嬉しいです。
とてもオススメのお店です!