鎌倉から移転してオープン
「ナナメ上をゆく」は、2025年9月に鎌倉から移転オープンした純豚骨ラーメン専門店。家系の人気店「岳家」の元店主さんが手掛ける一杯が味わえるお店です。
豚骨100％のスープながら、いわゆる“ドロドロこってり”とは一線を画したスタイルで、まろやかさと旨味のバランスを重視したクリーミーな仕上がりが特徴。脂ギトギト・塩分強めなラーメンが苦手な人にも食べやすい一杯になっています。
場所は京急本線・日ノ出町駅から徒歩2分ほど。大岡川沿いの宮川町エリアにある「相原ビル」の地下1階にあり、野毛や伊勢佐木方面からのハシゴにも使いやすい立地です。
店内は白を基調にしたカウンター席が中心で、奥にテーブル席も少しあるコンパクトなつくり。シンプルで清潔感があり、1人ラーメンはもちろん、2人でのサクッと飲み＋〆ラーメンにも使いやすい雰囲気です。
混雑具合
オープン間もないこともあり、日ノ出町エリアでは注目度高めの新店。口コミサイトでも2025年秋以降のレビューが増えていて、話題になっている様子がうかがえます。
スープを一杯ずつ丁寧に仕上げるスタイルで、「10分で提供できるのは最大4杯」と案内が出ていることもあり、ピークタイムは提供に少し時間がかかることも。 体感の混み具合は次のようなイメージです。
- 平日ランチ（11:30〜13:30）：12時台はほぼ満席になりやすく、タイミング次第で外待ちが出ることも。開店直後か13時以降が比較的入りやすそう。
- 平日夜（18:00〜20:00）：野毛エリアに流れる前後の時間帯はやや混雑。1〜2組待ち程度のことが多い印象。
- 金・土の夜（〜23:30L.O.）：飲み需要もあって回転は早いものの、遅い時間までポツポツとお客さんが入り続けるタイプ。二次会・〆目的の人も多そうです。
行列必至というほどではありませんが、確実に並びを避けたい場合は「平日ランチなら開店直後」「夜なら18時台前半か、21時以降」が狙い目です。
メニューの一部紹介
メニュー構成は非常にシンプルで、ベースとなる「らぁめん」に辛味を加えた「旨辛」、チャーシュー増しや“ご褒美系”トッピングなど、豚骨一本で勝負するラインナップになっています。
- らぁめん 940円
お店の基本となる一杯。純豚骨スープに中太麺、海苔・白ねぎ・しそ・刻みみょうがなど、個性的な薬味がのる看板メニュー。 - ちゃーしゅうめん 1,340円
チャーシューをしっかり楽しみたい人向け。豚骨スープと肉の旨味を存分に味わえる一杯です。 - 旨辛らぁめん 1,140円
ベースの純豚骨に辛味をプラスしたメニュー。クリーミーさを残しつつ、ピリッとした辛さで後を引くタイプ。 - ご褒美らぁめん 1,750円
特製トッピングが別皿で付く“ご褒美仕様”のラーメン。チャーシューの部位や燻製感の違いなど、肉好きにはたまらない内容になっています。
トッピングも魅力的で、半熟玉子（100円）や、ご褒美トッピング盛り合わせなど、1杯を自分好みにカスタマイズする楽しみもあります。
麺は特注の中太ストレート。モチッとした弾力でスープの旨味をしっかりと受け止めてくれます。豚骨スープは臭みを極力おさえつつ、口当たりはクリーミー、飲み口は意外なほど軽やかで、思わずスープまで飲み干してしまうタイプです。
旨みたっぷりのスープがうれしい！
こちらが「らぁめん」。シンプルですがスープに目がいきますね。
見た目はドロっとしてそうですが、豚骨の旨みはしっかり、でも塩味は控えめです。
麺は中太で食感もよく、スープとの相性もいいです。
こちらは「旨辛らーめん」。
すごく辛そうに見えますが、実際にはそれほどの辛さではなく、旨みが引き立ちます。
麺にスープがよく絡んでくれます。
チャーシューは特殊な製法とのことで、ほろほろと溶けていく食感と旨みを楽しめます。
まとめ
日ノ出町「ナナメ上をゆく」は、豚骨なのに重くない、でも物足りなさはゼロという絶妙なバランスを楽しめる一軒でした。
中太麺とクリーミーな純豚骨スープ、そこにみょうがやしそといった和の薬味を合わせることで、“家系とも博多とも違う”オンリーワンな豚骨ラーメンに仕上がっています。
日ノ出町駅からすぐ、桜木町・野毛エリアからも歩いて行けるアクセスの良さも魅力。ガッツリ家系の気分ではないけれど、しっかり豚骨を味わいたい日にぜひ立ち寄りたいお店です。
お店の情報
| お店 | ナナメ上をゆく |
|---|---|
| 住所 | 〒231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-61 相原ビル 地下1階 |
| 営業時間 | 昼 11:30〜13:30 L.O. 夜 18:00〜22:30 L.O. 金・土 18:00〜23:30 L.O. 定休日：木曜日 ※最新情報は公式Xなどで要確認 |
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