アンジェリーナのモンブランって?
アンジェリーナのモンブランはあまりにも有名で、特にバブル周辺の世代には人気が高いのではないでしょうか。私もかなり前からファンです。
もともとは1984年に銀座プランタンができたときに一緒に日本に上陸したようです。
それまでは日本でモンブランというと、スポンジの上に甘露煮の栗を使った黄色いクリームが乗っているものでした。
アンジェリーナのモンブランは本来の栗色をしていて、栗をペーストした甘いクリームをメレンゲの上に乗せたタイプです。
黄色のモンブランは自由が丘の「モンブラン」が発祥と言われ、街のケーキ屋さんなどでもよく見るタイプのものです。
一方で、茶色い方はアンジェリーナがルーツと言われ、フランスでは1903年にオープンした老舗のティールームです。
アンジェリーナのモンブランは、甘いマロンペーストの中に無糖の生クリームが入っていて、最下層にはカリッとしたメレンゲがあり、スポンジはありません。
マロンクリームと生クリームは口の中で、とてつもなく感動的なハーモニーを奏でてくれます。
そして最下層のメレンゲが混ざることで、さらに絶妙な調和が作られます。
スイーツのレベルが年々高くなっている今でも、十分においしいと感じる味で、定期的にどうしても食べたくなってしまいます。
お店はどこにある?
もともと銀座プランタンにあったアンジェリーナですが、現在では常設店はほとんどが閉店してしまいました。
銀座プランタンの後にできた銀座マロニエゲートの店舗も2019年に閉店しています。
また「サロン・ド・テ アンジェリーナ」として、ティールームとして営業していた、松山三越のお店も閉店しています。
2021年6月現在では以下に店舗があります。
常設の店舗
- 日本橋三越(地下1階)
- 東武百貨店池袋(地下1階)
サロン・ド・テ アンジェリーナ
なし
その他イベント、マンスリーショップなどで販売
その他、駅やデパートなどの月替わりのマンスリーショップなどでは、ちょくちょく目にしますので、注意していれば買う機会が突然やってくると思います。
ちなみに、横浜周辺では横浜高島屋、アトレ川崎に定期的に出店しています。出店している時は、時間帯や曜日によって行列になるほどの人気です!
メニュー
定番のメニューはやはりモンブランです。サイズが3つあります。
- オリジナルサイズ 840円
- デミサイズ 540円
- プチサイズ(8個)1188円
オリジナルサイズだと直径が8センチほどもあって、かなり大きいです。
デミサイズくらいがちょうどいい大きさだと思います。
プチサイズは手土産などに重宝すると思います。
このほかにも、様々な味が出ていて、季節ごとに異なった味も販売されています。
今回購入したのは定番のモンブラン(デミサイズ)です。
川崎駅のマンスリーショップで購入しましたが、ちゃんと紙袋に入れてくれます。
箱もしっかりとしていますね。
箱にはきちんと並べて入れられています。
久しぶりに食べるのでとても楽しみな状況です。
断面図はこちらです。
栗のクリームの中には生クリーム。そして、一番下には白いメレンゲが土台となっています。
やはり、いつ食べてもおいしいですね。
栗の風味がしっかりとしていて、口の中で生クリームと混ざる感覚は本当に嬉しい気持ちになります。
メレンゲも甘さと食感がちょうどいいです。
こちらは別日に購入した「モンブランオショコラリッシュ」です。
チョコの風味が中のクリームと混ざり合って、やっぱりトロけますね。
3つくらいならペロリといけそうです。コーヒーとも会うし、最高ですね!
こちらはほうじ茶モンブラン。
ほうじ茶の風味が上品で生クリームによく合いますね。
まとめ
日本のアンジェリーナのモンブランは『メトロ製菓(株)』が製造しています。
できればもっと販路を広げて、食べたい時に食べられるようにしてもらえると嬉しいですね。
常設店が増えることを期待します!
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