土曜日の午後に港の見える丘公園から山手を散歩しつつ、元町から少し外れた石川町にあるこちらの「SHIMOMURA」に伺いました。
変わった店構えで知らないと入りづらいかもしれませんね。
お品書きなしのこだわり
こちらは、すべてコース料理となり、その時の最高の食材を使って臨機応変にメニューを作るというコンセプトのもと、お品書きがありません。
したがって、コースのみというとになるのですが、かなり値段が抑えられているのです。
ホームページに記載されているメニューはこんな感じです。
- 睡蓮(2600円コース)
- 元町(3600円コース)
- 下村(5700円コース)
- 器の空(7800円コース)
そして、完全予約制になっているのです。
受賞料理のある下村コースで!
こちらのおオーナーで料理長の下村氏は、日経レストラン主催の全国メニューグランプリで
- 「黒豚の黒煮」で優勝
- 「雪のしずく」で準優勝
という、経歴があります。
また、NHKの「キッチンが走る」など多数のメディアに出演したことがあるようです。
この二品のメニューが入るコースが下村コースになります。
下村コースのお味は?
こちらのお店は2階建ての家のような作りです。
内装は完全におうちといった感じです。
靴を脱いで、畳の部屋で椅子に座って食事をします。
リラックスして食事をすることができます。
飲み物はワインとカクテルでスタートしました。
前菜の盛り合わせです。
あまり覚えていないのですが、なんとなく思い出しながらですと、上の真ん中とうもろこしの豆腐、その右がもずく、その下がアボカドの天ぷらに自家製の海苔の佃煮がのっているもの、その左側がローストビーフでチーズなどを包んだもの、そして左側が貝です。
どれも、美味しい味付けで、前菜としてしっかりとしていると思いました。
そしてお造りです。お魚は新鮮だと感じました。
そして、さわらに枝豆のムースがのっています。
個人的には少しパサつきがあるように思いました。
スープです。(ちょっと内容を忘れてしまいました。)
こちらが受賞したという雪のしずくです。
中には甘く煮た豚肉が入っていてマッシュポテトで包んでいます。ソースは吉野葛で作ったもので見た目も味もよかったです。
こちらはネギをハモで包んだものです。食感もよくおいしかったです。
こちらも受賞作品の黒豚の黒煮です。
とろっとして、ご飯にあいそう。柚子こしょうが効いています。
こちらはご飯で、鮎ご飯。
ご飯についている出汁がいい味でした。鮎もとてもおいしい。
一度、このようにご飯の中身を見せてくれて、そのあとに鮎の身をほぐして持ってきてくれます。
かなり量が多かったので、残ったご飯は持ち帰り用におにぎりにしてもらいました。
そして、最後はデザートです。
こちらも受賞作のSHIMOMURAロールケーキが入っています。
ロールケーキは少し塩気があります。個人的には塩が強く感じましたが、スポンジはとても美味しかったです。
ちなみに、こちらのメニューのもので受賞作などの代表的なものは、持ち帰りができます。
総合的には?
かなりボリュームがある上に、味もいいので、オススメだと思います。
個人的には、かなりの数のメニューがあるので、もう少しテンポよく出してくれると嬉しいと思いました。
おそらく全部で2時間半以上かかったように思います。途中でお腹いっぱいになって、眠くなってしまいました。
これも、個人的な意見ですが、全体的にもう一歩という感じもありました。もちろんCPがとてもいいので、なんら不満はないのですが。(受賞作ということで期待が大きすぎたのかもしれません。)
お店の雰囲気なども悪くなく、元町という立地もいいと思いました。
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