北海道旅行の3日目の午後。
この日は、お昼にスープカレーを食べて、それからなんとバスで、札幌から稚内へ移動です。走行距離335キロ、約6時間の旅です!
せっかく、北海道へ来たので、最北端の宗谷岬へ行こうということになったのですが、よりによってバスで移動です。
北海道へ出発する前に、何冊か北海道の本を読んだのですが、その中で「新旅本 北海道編」という本があり、札幌から稚内へ移動する話が出てくるのです。
何のことはない、ただ移動するという件なのですが、どうにもバスで札幌から稚内へ移動したいと思ってしまったのです。
バスで食べるようにと昨日のうちに、北海道限定のコンビニ、セイコーマートでお菓子や飲み物を買っておきました。
買ったものの一部です。
【昆布しょうゆ味のお菓子(利尻産昆布使用)】
昆布の味が効いていておいしい!
【いろはすのハスカップ味】
ほんのりハスカップの風味があり、北海道を舌で実感です!
なかなか、北海道な感じでいいですよね。
さて、バスは午後1時に出発です。それまで少し時間があったので、大通り公園辺りをフラフラして、それから、札幌駅へ向かったのですが、なんとバス乗場は大通り公園のすぐ近くにあり、それが判明したのが、札幌駅のバスターミナル。
大通り公園と札幌駅は遠くないのですが、電車で1駅あります。
急いで、タクシーに乗り、大通り公園へ引き返して、なんとかギリギリで間に合いました。
しかし、このバス。満席状態。
旅行客というよりは、帰省される方が多いようで、バスに乗り慣れていらっしゃる様子です。
無理にバスの後方座席の方へ進み、とりあえず、相方と隣り合わせに座ることができました。
何せ、このバスに6時間も乗るので、一人にされると大変です!
札幌から稚内へバスで行く人はくれぐれも、早めにバスに乗車されることをお勧めします。
さぁ、ついに出発です。
バスは内陸を抜けて、北海道に西側の海沿いの道路をひたすら北へ進んでいくのですが、もうほんと海のすれすれのところ通って進んでいきます。
景色がどんどん移り変わるという感じではありませんが、海すれすれを通っていくというのは、なかなか気持ちが良かったです。
途中、2カ所ほどドライブインに寄ります。
ただ、そんなに大きなドライブインではなかったです。
車内が暖かかったので、アイスなどを買いました。
そして、午後1時に出発したバスもようやく稚内に到着です。
長いようで、あっという間の6時間でした。
到着したのは、午後7時前くらいです。
寂れた駅をイメージしていたのですが、2012年に新駅舎ができたようで、かなりキレイです。
最北端の宗谷岬へは翌日にツアーの予約をしていますので、今日はそのまま宿に泊まるのですが、この宿がなかなかすごい宿なんです。
山一旅館という宿です。
なにせ、おいしい料理をお腹いっぱい食べさせてくれるというのです。
しかも、料金も高くない。この宿に泊まることも稚内に来た目的の一つですね。
稚内駅から宿に電話して迎えにきてもらいました。
旅館の方は、とてもやさしい感じで、話していてとても落ち着きました。
車で五分程度なので、歩いても行けそうな距離なのですが、すでに日が沈んであたりが暗くなっています。この暗さは歩けないかなって感じです。
宿の部屋は、広いという程ではないですが、二人で寝る分にはなんの不自由もありません。
お風呂は部屋にも着いていましたが、共用の浴場を使いました。
お風呂に入って、一息ついたところで、待ちに待った夕食です。
夕食のメニューはお刺身(赤身、甘エビ、ブリ、はまち)、カレイの煮付け、天ぷら、たこしゃぶ、毛ガニ(一杯)です。
種類が多い上に、量も結構あるのがうれしいです。どれもこれもオイシイのですが、やはり素材の良さが光ります。
特に毛ガニは当然のことながら、すごくおいしかったです。引き締まった身と、濃厚なミソは絶品ですね。毛ガニから身を取り出すのが一苦労ですが、食べると苦労は忘れます。
それから、たこしゃぶもなかなかいいです。たこの量もたっぷりあり、すごく満足しました。
しかし、これだけ美味しいものが揃っているのに、量が多すぎて少し残してしまいました。
他のお客さんは、常連ぽい感じの方たちが多く、ぺろりと食べてました。次は全部食べる気持ちで、行きたいと思います。
- お店 山一旅館
- 最寄駅 稚内駅、南稚内駅
- 住所 北海道稚内市港2丁目1−13
- 電話 0162−23−2818
ご飯を食べた後に外で星を見たらとてもキレイでした。
こうして、北海道旅行の3日目が終了です。
稚内への移動をバスで!と思ったのはこの本を読んだからです。
漫画ですが、北海道の魅力をうまく表現している。稚内へ行く方はぜひどうぞ。
こちらも北海道旅行の勉強にと読んだ本。
北海道のコンビニ「セイコーマート」など、知らないと何気なく通り過ぎてしまうような、北海道ならではの文化!?など、普通の北海道が書いてあります。
一読すると旅行が一層楽しくなります。
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